リラクゼーション

リラクゼーション法とは、呼吸がゆっくりになり、血圧が下がり、心拍数が低下するなど、身体の「リラックス反応」を引き起こすための実践法です。リラックス反応は、ストレス反応とは正反対の状態です。

この資料で取り上げている研究の中には、リラクゼーション技法と認知行動療法を比較したものがあります。認知行動療法とは、無意識のうちに行っているものの、不正確で有害な思考パターンに気づくよう促す心理療法の一種です。この療法では、思考パターン、そして通常は行動パターンも変えていくことを目指します。

以下に、さまざまな種類のリラクゼーションテクニックをいくつか紹介します。

  • 漸進的筋弛緩法:漸進的筋弛緩法とも呼ばれるこのテクニックは、体のさまざまな筋肉を緊張させてから、その緊張を緩めるというものです。
  • 自律訓練法:リラクゼーションや自分自身に暗示するアイデア(自己暗示)を含む一連の精神的な訓練を通して、あなたの心は身体のリラクゼーション体験に集中します。
  • 誘導イメージ療法、または「視覚化」:誘導イメージ療法では、リラックスや落ち着きに関連する物、風景、出来事を思い浮かべ、体の中で同様の感覚を生み出そうとします。
  • バイオフィードバックを用いたリラクゼーション:通常は電子機器から得られるフィードバックを通して、身体の反応を認識し、管理する方法を学びます。電子機器を使うことで、ストレスやリラックスを感じた際に、心拍数、血圧、筋肉の緊張がどのように変化するかを確認できます。
  • 自己催眠:自己催眠プログラムでは、人々は自分自身が考えたフレーズや非言語的な合図(「暗示」と呼ばれる)によって促されたときに、リラックス反応を引き起こすことを学びます。
  • 呼吸法:呼吸法としては、ゆっくりと深く呼吸することに集中すると良いでしょう。これは横隔膜呼吸とも呼ばれます。

  その他にもマッサージ療法、瞑想、ヨガ、太極拳、気功など様々な有益な効果を体にもたらす可能性のある方法があります。