マインドフルネスとは
― 「今、ここ」の自分に、やさしく気づく ―
忙しい毎日の中で、終わったことを繰り返し考えたり、これからのことが気になったりすることはありませんか。
マインドフルネスとは、「今、この瞬間」の体験に、良い・悪いと評価を急がずに注意を向けることです。
呼吸や身体の感覚、心に浮かぶ気持ちに気づき、「今はこうなんだ」と受け止める姿勢を大切にします。
日常で取り入れる、3つのステップ
① 気づく
呼吸や身体の感覚、今の気持ちに、そっと目を向けます。
「足の裏が床に触れている」
「肩に力が入っているな」
まずは、今の自分の状態に気づくことから始めます。
② 受け止める
気づいたことを、良い・悪いと決めつけず、そのまま認めます。
「今、緊張しているんだな」
「不安な気持ちがあるんだな」
無理に気持ちを変えようとせず、そう感じている自分を受け止めてみましょう。
③ 注意を戻す
途中で考えごとが浮かんでも大丈夫です。
注意がそれたことに気づいたら、呼吸や足の裏などの感覚へ、やさしく注意を戻します。
「気づいて、戻る」を繰り返すことが練習です。
落ち着かない自分も、責めなくて大丈夫
「気持ちを落ち着かせなければ」
「考えごとをなくさなければ」
そんなふうに頑張る必要はありません。マインドフルネスは、気持ちを消したり、必ず落ち着いた状態にしたりするためのものではありません。
不安や緊張が残っていても、考えごとが浮かんでも、それだけで「できていない」ということにはなりません。
落ち着いたかどうかより、今の自分に気づくことを大切にしましょう。
つらいときは、中断してかまいません
自分の内側に注意を向けることで、かえってつらくなる場合は、無理に続ける必要はありません。
目を開けて周囲を見渡す、少し身体を動かすなど、そのときの自分に合う方法を選びましょう。
自分のペースで、少しずつ
日常のひとときに、自分の呼吸や身体、気持ちに目を向けてみる。注意がそれたら、それに気づいて、やさしく戻る。
「今、自分はどう感じているだろう」
そんな小さな問いかけから、無理のない範囲で始めてみませんか。

